気密性を高めて熱損失を防止
気密とは?
隙間の少ないことを『気密』といいます。浴槽に例えてみると、ひび割れてお湯が漏れる浴槽にお湯をいれてもなかなかお湯がたまりません。住宅も同じで室内と室外を区切っている『壁』や『窓』や『屋根』などの面にある隙間を少なくすることが重要です。
気密性を高めて熱損失を防止
フィアスホームは、一般的な『気密住宅』のC値(相当隙間面積)5.0㎠/㎡以下を遥かに上回る1.0㎠/㎡以下を自社基準と定め、『粘震+eパネル』を使ったパネル工法住宅の全棟で気密測定を実施し、確かな品質と性能を確保しています。
C値 0.36㎠/㎡
■C値(相当隙間面積)とは⇒C値とは床面積1㎡あたりの住まいの隙間を示します。この数値が少ないほど隙間が小さく、気密性に優れています。
気密性能をフィアスホームと一般工法住宅と比べると
延床面積135㎡(40.83坪)の住宅での隙間面積のイメージ
C値(㎠/㎡) | 床面積(㎡) | 隙間面積(㎠) | クレジットカード換算(枚) | ||||
一般工法住宅 | 3.0 | × | 135 | = | 405 | ⇒ | 約10枚 |
フィアスホーム | 0.36 | × | 135 | = | 48.6 | ⇒ |
約1枚【クレジットカード換算(枚)】 |
気密性を高めることのメリットは!?
1.わずかなエネルギー消費で家中の温度差が少なくできる
気密性能が低い住宅(隙間が多い住宅)では、壁や天井を断熱しても隙間から冷気(暖気)が入って冷えて(暖かくなって)しまいます。そのため、必要以上のレベルでエアコンを運転し、部屋間、室内上下間の不快な温度差はさらに広がってしまいます。これらの問題を解決するためには、住宅の断熱性能だけでなく、
気密性も同時に高めることで、わずかなエネルギーで家中の温度差が少ない快適な環境を保つことが可能になります。家中の温度差が少なくなれば結露の発生も少なくなり、家自体の寿命も大きく延びます。そして何よりも住む人に優しい健康的な住宅が実現できるのです。
2.結露の発生を抑制・その結果ぜんそくなどの健康被害の原因となるカビ・ダニの発生を抑えられる。
断熱性・気密性の高い住宅に住み替えると気管支ぜんそくやのどの痛み、アトピー性皮膚炎などの健康を害する症状がでなくなったという割合が多いことがわかってきました。フィアスホームの優れた断熱性が住む人の健康改善効果を高めます。
3.ヒートショックなどの身体への負荷、ストレス減少。
気密・断熱性に優れたフィアスホームの木造軸組み+パネル工法住宅は、外気の影響を受けにくく、一日中快適な温度をキープ。木造軸組み+パネル工法住宅における部屋間の温度差は一般工法住宅の1/2、部屋の上下間の温度差も少ないので、急激な温度変化によるヒートショックをやわらげ一年中快適に過ごせます。
冬の暖房停止後、木造軸組み+パネル工法住宅は断熱性が高いので、暖まった空気が冷えにくくなります。冬の朝など一般工法住宅に比べて、暖かい目覚めを迎えることが出来ます。